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5.82018
今日からあなたもネイティブ発音!イムラン先生が教える英語の発音練習法

あなたが英語の発音を練習する目的はどのようなことでしょうか?ネイティブと同じような発音でかっこよく話したいからですか?英語を話すと聞き返されることがあって通じる英語になりたいからですか?どんな目的にせよ、これからお話しする英語の発音練習法は必ずあなたの役に立つはずです。バイリンガルのイムラン先生がお伝えします。
100%正しい発音は存在しない
まず最初にお伝えしておきたいことが、100%正しい英語の発音は存在しないということです。ネイティブと同じような発音になりたい、聞き返されないような正確な発音で英語を話したいと考えている方は基本的に真面目な方です。真面目な方なのでどうしても「正しい」発音を求めようとしがちです。
しかし繰り返しますが、英語の発音において100%正しい発音は存在しません。同じ英語でもアメリカとイギリスでは発音が違います。アメリカ国内においてさえ様々な発音があります。
ですから発音練習においては完璧を目指そうとしないで70%、80%を目指すようにして下さい。もちろんより完璧な発音を目指すことは素晴らしいことですが、あなたが英語を学習している目的は英語でコニュニケーションを取ることのはずです。その目的を忘れずに発音練習をしましょう。
ネイティブの発音になるための2つの練習法
全ての単語をくっつけて発音する
英語は文章で書くと What did you do last weekend? のように単語と単語の間に切れ目があります。そのため日本人の方は単語を区切って発音しがちです。
しかし実際に話す時は英語も日本語と同様に原則、単語と単語をくっつけて話します。くっつけて話すともともとの単語の発音とは変化することがあります。時には大きく変化します。
先ほどの What did you do last weekend? をわかりやすくするためにあえてカタカナで書くと「ワディジュドゥ ラス’ ウィーケン’」(※’ は音を止める)のような音になります。
逆に単語と単語を区切って独立したものとして発音すると、ぎこちなく聞こえるだけでなくわかりにくくなります。日本語でも「週末 は 何 を して いました か?」と言われたらスムーズに理解できないですよね?
ですから発音練習をするときは単語単位ではなくて、文単位で発音練習するようにして下さい。CD付きの英語教材をお持ちなら、CDを聞いて聞こえた通りに発音してみて下さい。テキストの文字に引きづられないように注意して下さい。そうすれば、例えば can の発音は「キャン」ではなく「ケン/クン」(アメリカ発音)であることに気がつくはずです。
聞くだけではだめですよ。真似して自分で発音するようにして下さい。
母音がないときに母音をつけない
英語の発音練習というと、LとRの違い、Thの発音などがクローズアップされますが、実は母音のほうが大事です。
日本語では「ん」以外は全て母音がついています。英語では母音なしで子音が続くことがたくさんあります。
日本人の方はどうしても日本語のクセで母音の入っていない英語に無意識に母音を入れがちです。例えば strange という単語を「ストレンジ」のように発音してしまいます。ネイティブにとっては本来の strange の発音とまったく違うため、理解をすることができません。
発音練習をするときは、余計なところに母音を挟んで発音していないか注意してみましょう。不必要な母音を外すだけでかなりネイティブの発音に近づくことができます。
発音が上達するとリスニング力もアップする
単語と単語をつなげて発音練習をしていると様々な気づきが生まれます。この単語とこの単語はくっつくとどのような発音になるのだろうと意識するようになります。
こうなると面白いようにリスニング力がアップしていきます。ネイティブのナチュラルな英語も聞き取れるようになりますよ。発音練習は大事です。
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